柿渋ハッスイ米袋の米ブログ

米袋を超えた米袋の米ブログ、柿渋ハッスイ米袋の歴史物語〔人物名は仮名〕

【第9話】ハッスイ米袋の危機〔その1〕

当時、一般の米袋は人手多数の手作業生産であったがだんだんと機械化大量生産に移行していった。そのとき業界大手からこのハッスイ米袋の特許料を支払うので大量生産したいとの依頼があった。しかし山本一郎はそれを断って、昭和50年に莫大な資金を投じ1日20万メートルのハッスイ紙ができる大きな工場を建立した。その途端に業界からの圧力で米袋の機械化大量生産に必要な袋口用の規格紙ヒモの入手が困難となりこのハッスイ米袋だけが手作業生産を続けざるを得なくなった。この手作業生産能力は年間30万袋にもならず、このハッスイ米袋が食糧庁許可の年間数千万袋もの需要がある全農と国の検査用米袋でありながら全農や国にハッスイ米袋を供給できる体制にはならなかった。

(当時の手作業による米袋口と米袋)
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     (米袋口ヒモの拡大部分)
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(当時のハッスイ米袋の表示拡大部分)
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米袋を超えた米袋の柿渋ハッスイ米袋 http://j88.jp/



ハッスイ米袋の取り扱い方法

①米は従来の米袋から出して裸でハッスイ米袋に入れ(入れ過ぎ厳禁)米袋内の空気を抜いて下さい。
(玄米を裸で米袋入れる)    (米袋内の空気を抜く)
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②米袋口の折り目線側に3回以上平帯状にキッチリと折って両端の袖ヒモを中央に寄せ曲げて下さい。
(3回以上平帯状に折る)   (米袋両袖ヒモを中央に)
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③片方のヒモをグルグル2回巻いてから1回のチョウチョ結びでキッチリとくくります。
  (片方のヒモ2回巻き)   (1回チョウチョ結び)
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白米用米びつとして使う場合は米袋から米の出し入れを手早くします。米袋の米が減った分の米袋内の空気をなくすための何回も平帯状に折ってくくり保管をします。そして空になった米袋は粉を出して1日天日に干し日光消毒してから再使用します。
(米が減った分何回も折る)(1日天日に干して再使用)
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(害虫やネズミでの穴あきや取り扱い破損があれば新しい米袋と取り換えて下さい。ハッスイ米袋は消耗品です。)

                              〔米が3年保つ米袋屋〕 http://j88.jp



【8話】公的機関の実証多数ハッスイ米袋

◆昭和46年に全米商連協同組合の理事長名で当時の農林大臣あてに撥水紙袋に対しての要望書が提出された。
           【記】
撥水紙袋の撥水加工費を製造コストに織り込み、政府において負担願いたい。

◆同じく全国食糧事業協同組合連合会の自主流通部長名で食糧庁購買課長あてに撥水紙袋についての要望書が提出された。
           【記】
撥水紙袋の普及についてご高配賜りたくこの段ご要望申し上げます。

◆昭和47年に全国穀物取引所連合会が30㌔用撥水紙袋を正式に注文する。
そして同年に日本穀検に対してこの撥水紙袋での小豆と大手芒の食味テストを依頼した。結果、日本穀検東京支部支部長名で証明書が発行された。
           【記】
全国穀物取引所連合会から提出をうけた供試品について正当に試験を行った結果、食味や香りとも異常はなかったことを証明します。


◆(公的機関追加)昭和40年輸出用梱包紙(ハッスイ紙)を日本輸出絹人織糸布包装検査協会の会長名で承認。
           【記】
輸出検査法第5条に基づく包装条件の特殊防水紙の基準に適合。よって輸出包装に使用して差し支えありませんので右通知いたします。

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